2016年5月18日水曜日

【英語表現】after my blood

原書を読んでいてびっくり表現に出くわしました。



P179 ルーピン先生のパトローナスの特訓の時
 ‘Eat the lot,or Madam Pomfrey will be after my blood.[...]’



血に関する話なんてあったっけ?と日本語版を確認。



 日本語版P315
「全部食べなさい。そうしないと、わたしはマダム・ポンフリーにこっぴどくお仕置きされてしまう。(略)」


after [out for] a person's blood で<人をやっつけよう(とっちめよう)として>という意味になるようです。(参考: https://kotobank.jp/ejword/blood)



「血を抜いてしまうぞ」的な?!
おそろしや・・・

2016年5月17日火曜日

ルーピンはチョコレート好きではない

まだ三巻読んでいる途中ですが、やっぱりリーマス・ルーピンがチョコレート好きと決定づけるには苦しいのではないかと。。



以下、根拠と考察。



P112
パキッという大きな音で、みんな飛び上がった。ルーピン先生が巨大な板チョコを割っていた。

ルーピン先生は空になったチョコレートの包み紙をクシャクシャ丸めてポケットに入れた。


→チョコは学校の経費で購入したものかな?
ローブボロボロだし、自分で買うとは思えない。
モノには気を遣わないが、食べ物に気を遣う描写があるなら自費購入と考えてもいいが、まだ見あたらず。

余談:パキッていう前に、アルミ箔のガサガサ音すると思うが、特急内だし目をつぶる・・・





(特急の中でハリーディメンターで倒れ、マクゴナガルがどんな処置が必要かとポンフリーに問う)
P119
「そうね、少なくともチョコレートは食べさせないと」

「もう食べました。ルーピン先生がくださいました。みんなにくださったんです」
「そう。ほんとうに?」
マダム・ポンフリーは満足げだった
「それじゃ、『闇の魔術に対する防衛術』の先生がやっと見つかったということね。治療法を知っている先生が」

マダム・ポンフリーはまだぶつぶつ独り言を言いながら医務室に戻っていった。


→ポンフリーの満足げな顔は、ルーピンの生徒時代を知っているから?
単に、優秀な教師に決まったことが嬉しくて??
独り言って、リーマスのこと「立派になって」とか誉めてるものだったらいいなぁ(*´ェ`*)


でも待って、ポンフリーがルーピンが新任の先生としらなかったということは、ホグワーツに新学期前の職員会議はないのか?
職員会議はしているけれど、校医は蚊帳の外なのか?



そして、この会話でルーピンチョコレート好き説は崩れると思います。


ルーピンがチョコレートを持っていた理由として、単にチョコ好きならディメンターで凍えない時にも食べるでしょう。その描写あるはず。


貧乏を印象づけるためにチョコレートを食べる描写がないのではないと思います。

だって、特急内にいる生徒にはチョコ配って、自分は食べなかったよね。


なので、ホグワーツにディメンター配備を聞かされたルーピンは自衛か、ハリーや生徒たち保護のためかチョコレート購入したと考えるのが妥当。



 
それにしても、ディメンターに吸い取られた幸せな想い出を、チョコレートで補うなんてナイス!

(とんだ上から目線すみませんm(_ _)m)

チョコレートって、食べると幸せホルモン出るんだよね・・・


よくできた話だなぁ・・・

本当に尊敬する!←

大好き『ハリー・ポッター』!




今日はこれでおしまい。
That will be all.

2016年5月16日月曜日

魔法薬学 教室

教室の様子 


・石の水盤が教室の隅にある。
・怪獣像(ガーゴイル)の口から氷のように冷たい水が吐き出される。


材料を片付けるところと、水盤の位置が遠そうな日本語訳。
(原書で未確認)




・・・・・引用・・・・(3巻『アズカバン』P168~)


(略) 材料を片付け、隅の方にある石の水盤のところまで行って手と柄杓を洗った。


怪獣像(ガーゴイル)の口から吐き出される氷のように冷たい水で手を洗い


・・・・・引用終了・・・・



2016年5月15日日曜日

リーマス・ルーピン 見た目、持ち物 ~P219

少しずつ記事をアップしていかないと、シリーズ読了に何年もかかりそうなので・・・・



ページ数は出典元の3巻『アズカバン』より



リーマス・ルーピン
・しわがれ声 P110
・ライター持ってる P110


P98
見知らぬ客は、あちこち継ぎの当たった、かなりみすぼらしいローブを着ていた。疲れ果てて、病んでいるようにも見えた。まだかなり若いのに、鳶色の髪は白髪交じりだった。



P99
くたびれた小振りのカバンは、きちんとつなぎ合わせた紐でぐるぐる巻きになっていた。カバンの片隅に、R・J・ルーピン教授と、はがれかけた文字が押してあった。


→自分の持ち物に「教授」なんて書く?
特急のせる時に、駅関係者が名前の文字なんてカバンに押さないよね・・
理解できん。



P123 ダンブルドア 新任紹介
ルーピン先生は、一張羅を着込んだ先生方の間で、一層みすぼらしく見えた。


P171 ハリーたち初授業
略)おしゃべりをしていると、やっと先生が教室に入ってきた。ルーピンは曖昧に微笑み、くたびれた古いカバンを先生用の机に置いた。相変わらずみずぼらしかったが、汽車で最初に見たときよりは健康そうに見えた。何度かちゃんとした食事をとったかのようだった。


→「ちゃんとした食事」って、原書ではスクエアミールと書いてあった。


P240 金曜スネイプ代理授業 クィディッチ初戦の土曜をはさんで月曜
ルーピン先生が復帰していた。ほんとうに病気だったように見えた。くたびれたローブが前よりもダラリと垂れ下がり、目の下にクマができていた。


→目の下のクマ:昨晩オオカミに変身した?それとも、変身は金曜などで、そのあと必死で授業計画書作成していた?
後日、詳しく人狼特集を組みたい


P242
冬の陽光が教室を横切り、ルーピンの白髪とまだ若い顔に刻まれた皺を照らした。


P291 ファイアボルトの送り主を予想しているとき
「ルーピン?まさか。そんな金があるなら、ルーピンは新しいローブくらい買ってるよ」







今日はこれでおしまい。
That will be all.

2016年5月14日土曜日

縮み薬


【縮み薬の作り方】(3巻『アズカバン』P162~)

・雛菊の根:刻む。きっちり同じに切りそろえる。
・萎び無花果:皮をむく
・死んだイモムシ:輪切り
・ネズミの脾臓:一つ
・ヒルの汁:ほんの少し

服用する前に煮込む


明るい黄緑色になる水薬。
ネビルのはオレンジになった。
造り方を間違えていれば毒にやられる。

ポンと軽い音がして、ヒキガエルはおたまじゃくしになる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が書かなくても良いかなと思って「縮み薬」で検索してみると、ヒットして上の方に出てくるものは材料にイモムシの頭って書いてあったりして、輪切りではなかったんです。。。


おそらく、出典元が異なるのでしょう。。


ちょっとの違いが大きな差を生む魔法薬学!

明るい黄緑色の水薬をつくるために、私の学んだことを記録φ(。_。*)カキカキ

2016年5月13日金曜日

予定している研究内容

昨日ひとつ記事をアップしただけでもうアクセスがあり、驚いています・・・

有意義なものにしていけるようがんばります^^




この記事では、今後の研究予定を先に一覧にしておきます(備忘録)


【RJL】ルーピン
(仮説)リーマスブサイク説
教師を頼まれた時の心情、優秀な教師(OWL)
守護霊 (何考えて出来るようになったと思う?)
ホグワーツの決戦(映画のシーンが不満)
グリフィンドールの資質:勇気 (ヴォル呼び、生きる勇気)
結婚(指輪、生活費、トンクスって呼び続けたのかなw、良い父になっていたかどうか、息子の性格)
作者の発言?「He loved to be loved.」について


【JP】ジェームズ
ジェームズの太陽性
鹿
リーマスへ生活費援助
シリウス泊めたり
クィディッチの才能(原作と映画の違いは性格の違いに繋がるように思われる)


【ブラック家】
教育方針、家訓「Tonjours Pur」「always pure」〈純血よ永遠なれ〉についての解釈
みなさんの性格
父は?


【RAB】れぎゅらす
性格
存在意義(分霊箱ややこしくさせたよね?)
後先考えない


【SB】シリウス
ひっぽぐりふ(原作と映画)
アニメーガス(目の色、原作と映画)

性格(兄として、友人関係)
シリウスからのプレゼント目録
部屋や所有物、写真
後先考えない


【PP】ピーター
アニメーガス スキャバーズ
勇気


【ハグリッド】
無能さ
ホグワーツの戦い、 巨人は結局…


【SS】スネイプ
憎悪の表情は演技か(3巻)
シリウスとの喧嘩
大人気なさ
片思い 重たい
ナルシッサとの関係


【その他】
ホグワーツメニュー、教室位置関係
ビルとフラーの結婚式(色)
ウィーズリー家は赤毛なだけで美男美女
聖28一族
ヴォルって結局生き続けて何したかったの





今のところ、こんな感じです。
ポッターモアも読みに行かなきゃ!

2016年5月12日木曜日

ご挨拶と参考文献

はじめまして。

このブログではハリー・ポッターの物語を、書籍と映画などそれに附随するものから登場人物や魔法会を分析・研究していきます。


先入観や勘違いも多々あるかと思いますがその時はやさしく教えてくださるとうれしいです。



研究を進めていくうちに参考文献の追加を行っていく予定です。

時間と気力が有れば洋書にも挑戦予定です。



参考文献

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 
2001年12月27日 初版第121刷発行

『HARRY POTTER and the Prisoner of Azkaban』